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くすりを調べる配置薬辞典

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くすりばこ vol.4 2010 冬号

くすりばこ4号表紙

特集:身体を守る防衛軍 免疫の力

■免疫の主力
   白血球のはたらき

■免疫力を高まるための
  生活習慣

■北海道函館市
   土方歳三の夢のあと


身体を守る防衛軍「免疫の主力、白血球のはたらき」
免疫とは、身体の中に侵入した病原菌や毒素などを攻撃し、身体を回復させ、正常なバランスに保つ働きのこと。
健康維持の源ともいえる免疫力は、白血球の数と働き(活性度)によって決まるといわれています。
つまり白血球は、体内の防衛軍。どんなシステムで身体を守っているのか、その仕組みを見てみましょう。
監修:近藤貴久(医療法人積善会 木戸病院 理事長)

白血球のイメージ病気と戦う、免疫のしくみ

私たちの身体は無数の最近やカビ、ウイルスなどに囲まれています。
手のひらや服の表面などにどれだけの細菌が潜んでいるか、石けんや洗剤のテレビCMなどで、見たことがあるのではないでしょうか?

そんな環境で健康でいられるのは、まずは鼻や口など、外部に開いた場所には粘膜があり、バイ菌などの侵入を防いでいるからです。

そして、粘膜のバリアを破って有害物が侵入してきた場合は、血液中にある白血球がこれらを排除して、身体を守ってくれています。

白血球は一種類だけでなく、いろいろな役割や攻撃力を持った細胞が連携しあう、軍隊のような存在なのです。

病気とは免疫力の低下、また免疫の異常によって起こる。
加齢による免疫機能の低下がさまざまな病気や症状を引き起こす!

白血球のはたらきによって、健康な人の体内では免疫システムが24時間作動して、外的から身を守っています。 とはいえ防衛軍も万能ではありません。
寄る年波には適わず、年齢とともに防衛機能は衰えていきます。
また加齢のほかにも、免疫機能を損なうさまざまな要因があります。

免疫機能と、感染症・ガンの発生件数との関連グラフ

加齢とともに衰える免疫機能

ガン細胞は、健康な人の身体の中でも、毎日3000〜4000個は生まれています。 しかし免疫機能が正常ならば、悪い細胞はすぐに摘み取られ、発症に至りません。
こうして体内の健康維持を司る免疫ですが、残念ながら二十歳をピークにして、加齢とともにその機能が低下してしまうことが分かっています。

免疫機能が低下すると、ガンや感染症の発症、生活習慣病、それまでになかったアレルギー症状を発症させる危険が高まります。
本来、免疫細胞は自分の細胞と外敵とを、瞬時に判別して的確に排除するものですが、間違って自己細胞を攻撃してしまう「誤爆」(=自己免疫疾患)も、加齢とともに増えていきます。

ストレスや体温の低下が免疫機能を引き下げる要因に!

白血球の活発な働きを妨げるのは、加齢だけではありません。
暴飲暴食、偏食、睡眠不足といった生活の乱れは確実に免疫力の低下を招きます。寝不足や疲れがたまった状態のときに風邪を引きやすくなるのは、防衛軍の働きが鈍くなり、ウイルスをブロックしそこねるために起こります。

もうひとつ、免疫力の活性に大きく関わるのが体温です。
免疫機能を担う白血球は血液の中にいて、血流に乗って体内を巡って活動しているのです。体温が下がり、血行が悪くなることは、白血球にとって活動を制限されるのと同じ意味合いです。

また、ストレスが免疫力を妨げる原因になることも、さまざまな実験や調査から分かってきました。
排気ガス、騒音、タバコの煙、ハウスダストといった身の回りの環境にも、免疫力低下の原因が潜んでいます。

どんなに規則正しい生活を送っていても寄る年波を避けることはできませんが、その他の要因は心がけ次第で遠ざけることができるはず。
自分の身体を守ってくれる防衛軍によりよく働いてもらうために、免疫機能の大切さを知り、早い段階で手を打ちたいものです。

加齢を避けることはできないので、免疫力を上げるための積極的な努力が必要。
免疫力を高めるための生活習慣

免疫機能は、人間の身体にもともと備わっている自然治癒力です。
加齢やストレスなどが免疫力を低下させる一方、生活習慣を工夫することによって、免疫のシステムを活性化し、疾病を予防したり、健康を回復することが可能です。

体温を1℃上げて免疫を活発にさせることが予防になる。
体温を1℃上げて免疫を活発にさせることが予防になる。

白血球の力を高め、活性化させることが、免疫力の強化につながります。
そのために必要なのが、まず身体を温めること。体温が上がれば血流がよくなり、白血球の働きが活発になって、身体を健康な状態に保ってくれます。

身体を温め、心身をリラックスさせ、よく笑い、よく動き、健康な食生活を心がけること。人間が本来持つ防衛システムをよりよく働かせて、活力と健康を心がけましょう。

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