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くすりばこ vol.5 2011 春号 その2

ほうっておくと、要介護の危険大!関節痛が招く、要支援・要介護の危機

立ったり歩き出すときにひざが痛む、背中や腰が痛い…など、関節の痛みを感じ始めたら要注意。
関節痛を引き起こす主な原因は、骨と骨の間でクッションの役割をする軟骨が、長年にわたる負荷のためにすり減ってしまうことにあります。
そのままほうっておくと、動かす時に強い痛みが走り、日常生活にも支障をきたすことに……。

こうした関節の障害は、運動不足やバランス能力の低下とあいまって、痛みや動きづらさ→転倒の危機が高まる→関節が弱くなり、ちょっとしたことでも骨折→要介護・寝たきり生活へ、とつながる気危険性が大。

ロコモを予防し、進行を防ぐには、腰痛やひざの痛みを個別に治療するだけでなく、バランス感覚や筋力など、全身の運動機能を総合的にとらえた対処が重要になります。

あなたのロコモチェック!健康な骨と関節を守るには、早めの備えが肝心です。
結論2:運動器の健康は、身体全体の健康を支える「要」。介護を必要とせず、自立した生活を維持するためには、身体を動かす運動器の働きが不可欠。骨、関節、筋肉など、運動器を全体でとらえるのがロコモの考え方。
加齢を避けることはできないので、免疫力を上げるための積極的な努力が必要。


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