健康やくすりの情報をおとどけする「健康とくすりの辞典」第2回目の今回は、お酢の効用とクエン酸サイクルについてお話しします。 疲労回復に酢のパワーを活用して、身体の中から元気になりましょう! |
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■クエン酸は、疲労物質の「お掃除屋さん」 |
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■クエン酸サイクルがもたらす効果 |
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・動脈硬化抑制 ・高血圧予防(血圧調整) ・肩こり、腰痛改善 ・抗疲労、疲労回復 ・ダイエット効果 ・冷え性改善 ・記憶力向上 など |
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また、クエン酸はクエン酸サイクルを強化したり、乳酸などの疲労物質を抑制するだけではなく、優れた抗酸化力を持ち、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ働きもあります。 |
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■酢のパワーをもっと活用して、身体の中から元気になる |
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■米酢【特徴】食酢の代表的なもの。米から作られた日本酒を発酵させるだけに、日本人にはなじみやすい味です。 【使用法】 加熱すると酸味がとんでしまうため、煮込み料理や焼き物には適しませんが、素材を柔らかくしたり、色を鮮やかにする効果は抜群です。 ■りんご酢【特徴】りんごの酒から作られた果実酢で、すっきりとした酸味とさわやかな甘い香り。 りんご酸やクエン酸、カリウムが豊富に含まれ、インスリン不足を助ける効果もあります。 【使用法】 フルーツを使った料理やデザート、ドレッシングやマリネなどにお勧め。 ■ワインビネガー【特徴】ぶどうから作ったワインを発酵させた果実酢で、フランス料理やイタリア料理には欠かせない存在。 酸度が高く、米酢より糖質が少ないほか、カロリーは米酢の半分程度とヘルシーです。 【使用法】 ワインと同様、白と赤があり、料理に合わせて使い分けます。 ■柑橘酢【特徴】すだち、かぼす、レモン、シークァーサーなど柑橘類のしぼり汁で、クエン酸が豊富。 酒を発酵させて作る食酢と比べ、鼻にツンとくる強い刺激がなく、さわやかな香りと酸味が特徴です。 【使用法】 熱によって風味や酸味が損なわれないので、鍋物などにも最適です。 ■黒酢【特徴】米酢や玄米酢を熟成したもの。 熟成が長いほど、まろやかで豊潤な香りがあり、普通の酢に比べ、数倍のアミノ酸が含まれています。 血液をサラサラにし、体内に脂肪を残りにくくします。 【使用法】 通常の酢に加え、調味料の隠し味にしても料理がぐんと引き立ちます。 |
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