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健康やくすりの情報をおとどけする「健康とくすりの辞典」第2回目の今回は、ラブレ菌の発見と可能性についてお話しします。 毎日の食生活を見直して、健康な身体を作りましょう! |
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■植物性乳酸「菌ラブレ菌」 |
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岸田先生は日本の風土に合い、誰の身近にもある発酵食品としての京都の漬物に目をつけ、その中に含まれる数多くの乳酸菌の中からラブレ菌を探し出しました。 |
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■さまざまな病気に打ち勝つ『第五の武器』 |
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インターフェロンは、さまざまな病気に打ち勝つために人類が手にした『第五の武器』といわれています。
インターフェロンは、大きく分けると、白血球でつくられる「α型」、リンパ球でつくられる、「γ型」と、繊維芽細胞でつくられる「β型」の三つのタイプがあります。 また、γ型インターフェロンの産生能も、胆ガン患者、 低ガンマグロブリン症の患者で低下していることが報告されており、インターフェロン産生能が人の免疫機能を反映していることが証明されています。 |
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■免疫機能を上昇させるインターフェロン |
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これまで免疫機能を上昇させる方法としては、インターフェロンの投与のほかに、0K432といった強力な免疫賦活剤の利用が一般的とされてきました。 しかし、これらを連続して使用すると、体のホメオスタシス(生体垣常性)の撹乱や発熱、倦怠感などの副作用をもたらすことがありました。 そこで、インターフェロンを直接投与するのではなく、人体内でのインターフェロン産生を高め、免疫機能を助長させるインターフェロン誘発剤の研究が進められ、これまでにも二重鎖RNA、ビラン共重合体などの陰イオン性高分子や各種多糖体が提案されてきたのです。 しかし、これらの免疫機能助長剤は、もともと人の体内には存在しない物質であるため、多少なりとも毒性があり、この種の免疫機能助長剤を強いて用いて腫瘍や感染症の治療を行おうとすれば、その毒性によって副作用の起きる心配がありました。 |
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■ラブレ菌はインターフェロン産生を著しく高める |
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