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最近の遺伝子研究で、日本人の遺伝子の80%はシベリヤのブリヤート人の遺伝子、10%は朝鮮半島人の遺伝子、残りの10%は揚子江南方の遺伝子だということが分かりました。
日本人の御先祖様であるブリヤート人は、大陸と陸続きだった日本までマンモスを追いかけて、住み着いたのです。

御先祖様達が食料(マンモス)を倒すことができたのは、わずか年に１〜２回ほどだったため、いつも空腹を抱えていたといいます。 つい最近まで、ようやくの思いで食べ物にあり付いていたのです。
そのため、われわれの御先祖様達は、飢えに対して耐える力を身につけ、遺伝が形成されました。

最近の肥満研究によると、日本人はフランス人に比べて、同じ事をしてもエネルギーを消費しない飢えに強い遺伝子を多く持っていることが解ってきました。

わたしたち日本人は、近年では飽食習慣で運動らしい運動もしないで一日を過ごしています。
体を使わない日常生活を送り、食べたいだけ食べていれば身体に問題が起きても不思議ではないわけです。

• 脂肪にはいくつか種類があり、その主なものは「コレステロール」と「中性脂肪」です。
• 脂肪は、水に溶けないため、ある種のタンパク質と結びつき、「リポタンパク」という粒子となって、血液中に存在します。
• 高脂血症になると、血液中の余分なコレステロールが動脈壁に沈着しやすくなり、「動脈硬化」を促進します。
  特に心臓の筋肉に血液を送っている冠動脈に動脈硬化が進行すると、｢狭心症｣・｢心筋梗塞｣を引き起こします。
• 動脈硬化の危険因子……男性では４５歳以上、女性では閉経以降に血管の老化から動脈硬化が進みます。
  また、体質的な遺伝因子により、動脈硬化が進みやすい場合もあります。
  喫煙はＬＤＬの性質を変化させるため、血管壁にコレステロールが溜まりやすくなります。
• 高血圧・肥満・糖尿病などの生活習慣病を合併していると動脈硬化が進みます。