置き薬とあなたを結ぶ健康情報誌「くすりばこ」は、
からだと暮らしを考える記事が盛りだくさんの、楽しい情報誌です。 |
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くすりばこ vol.17 2015 春号 |
![]() 特集:楽しくウエイトコントロールして
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![]() 露出が増える夏を前に、女性なら誰もが気になるのがボディライン。 |
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![]() 欧米型の食事やベンリな生活のために、ついつい栄養過多&運動不足に陥りがちな現代人にとって、ダイエットは多くの人が関心を寄せるテーマです。 |
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![]() 短期集中型のダイエットが、リバウンドしやすい身体をつくる 厳しい食事制限なトレーニングなどを設定し、一度でもルールを破ってしまうと、「もうダメだ……」と、一気に挫折してダイエットをあきらめてしまった経験はありませんか?実はこれは、優等生タイプに多い傾向で、完璧を求めすぎることで、逆にダイエットが長続きしません。 急激な体重増加によって筋肉が落ち、飢餓状態になった身体は脂肪を溜め込みやすいので、やせにくく太りやすい体質になって、リバウンドを繰り返してしまう負のスパイラルに!! |
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![]() ダイエットの三大要素「食べない」「溜めない」「燃やす」! 太る原因はいろいろあって、効果的にやせるには体質や生活習慣を見直し、自分にあった方法を見つけるのが近道ですが、単純に供給するエネルギー(食べる量)を消費するエネルギーが上回れば、誰でもやせていくのは確実です。食べる量を減らすのは手っ取り早いようですが、栄養が減ることで気力や体力が落ち、基礎代謝も下がってしまうため、消費エネルギーも減る、という負のスパイラルが待っています。いたちごっこのようで効率が悪く、長期間続けるのは難しい手段といえます。 次に「溜めない」=デトックス。便秘など体内に溜まった毒素や老廃物を排出することで、腸の中や血液のおそうじをして、消化・吸収・代謝・排泄という流れをスムーズにしようというものです。蓄積しない=太りにくいというわけですが、普段の食生活が変わらなければ、一旦そうじしても、時間が経てばまた溜まってしまうため、デトックスだけでは肥満は解決しません。 最後の「燃やす」は、筋肉量を増やして基礎代謝を上げるタイプと、運動によってカロリーを燃やす消費型に分かれます。筋肉が増えると、見た目はほっそりしても体重は増加するので、早く結果を出したいダイエッターにとっては遠回りに感じられるかもしれません。 でも、ダイエットは目先の数字よりも、体質改善が重要です。なぜなら1日に体内で消費されるエネルギーのうち、70%を基礎代謝が占めており、そのうちの40%が筋肉で使われるため、筋肉量を増やし、基礎代謝を高めることが燃焼する身体に近づく第一歩なのです。 ![]() |
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![]() 早く結果が出る=失敗のもと。 修行僧のように自分を追い込んで、耐え忍ぶだけのダイエットは、身体的にも精神的にもストレスが大きく、しかも止めてしまうとリバウンドが待っています。 |
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![]() 最後に、栄養を摂り、運動をしたら、次に大切なのは休養です。 誤解されがちなのが、身体を動かすことは直接的に筋肉をつくる作業ではありません。運動すると筋肉や骨の細胞が壊れ、アミノ酸に分解されます。筋肉細胞が壊されると身体は再生を求めるので、消化・吸収されたアミノ酸は成長ホルモンを刺激して、筋肉細胞を再生させます。この再生のメカニズムは、睡眠中など安静時こそ活性化します。 「寝る子は育つ」と昔からいわれるように、身体の再生・成長には睡眠が欠かせません。しっかり身体を動かしたら、休憩や睡眠を取って、身体の修復やメンテナンスをしましょう。 おいしい食事に、楽しい運動、そしてぐっすり快眠。 そうすれば心も身体も健康で、はつらつとした毎日が送れます! ![]() |
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